\賃貸/リビングにベビースペースのある10畳LDKレイアウト

natsuhana

今回レイアウトするお部屋の特徴は次の通りです。

[cat_box01 title=”部屋の特徴”]

  • 10畳のL字型LDK
  • 半独立型のI型壁付けキッチン
  • 窓や扉が多い

[/cat_box01]

10畳のスペースにねんね期の赤ちゃんと快適に過ごせるLDKを考えていきたいと思います。

物件を内覧する感覚でぜひ最後までご覧ください。

ルームツアー

レイアウトするお部屋の概要を間取り図と内覧で確認します。

  1. 間取り図
  2. 内覧

まずは、間取り図を確認したあと内覧し、レイアウトの参考になるお部屋の特徴を把握します。

間取り図

今回コーディネートするのは、縦4.0m×横5.0mの10畳のLDKです。

半独立型のキッチンとやや横長のダイニングキッチンのL字型の間取りです。

この間取りには、4カ所のドアや窓があります。

  1. 北側の掃き出し窓
  2. 東側のスライドドア
  3. 南側の片開きドア
  4. 西側の片開きドア

間取り図に色をつけたこの4カ所付近には動線を確保するため、家具を置かないようにします。

そうすると意外と家具を置ける範囲が狭いことが分かりました。

内覧

お部屋を上から見るとこんな感じです。

では西側の入り口から入ってみましょう。

確かに窓や扉が複数ありますが、家具を壁に沿って置けるだけのスペースはありそうです。

また、壁から少しキッチンが飛び出しているのが気になります。

規格サイズのキッチンを使っている場合、このようなケースもあるようです。

キッチンは2口コンロです。

調理スペースがやや狭いですが、後ろの壁にカウンターを置くことで調理スペースを広げられそうです。

インテリアコーディネート

間取り図と内覧でお部屋の特徴を把握したので、ここからはインテリアをコーディネートします。

10畳のLDKは決して広くはありませんが、できるだけ広々使えるレイアウトを考えました。

全体像は図のようになりました。

  1. キッチン
  2. リビングダイニング
  3. ベビースペース

この3つのスペースに分けて紹介します。

キッチン

キッチンの後ろの壁に、

  1. 薄型冷蔵庫
  2. 調理スペースがある食器棚
  3. ゴミ箱

を配置しました。

ここで注意したいのが、家具の奥行です。

キッチンスペースの幅は1.8mです。

そこからキッチン1.2mと人が通るのに必要な0.6mを差し引くと、冷蔵庫や食器棚は0.6m以下のものを選ぶ必要があります。

0.6m=1.8m(キッチンスペース)-0.6m(キッチン)-0.6m(人が通る幅)

レイアウトした冷蔵庫で、60cmです。

食器棚は44cmと薄型ながら幅が140cmほどあり、高さも天井近くまであるため収納力は十分です。

またキッチンの調理スペースが少し狭いので、カウンター部分に調理したり、材料を置いたりするスペースを設けました。

リビングダイニング

リビングダイニングは、3つの過ごし方を想定しています。

  1. 食事をするスペース
  2. くつろぐスペース
  3. 赤ちゃんのスペース

この3つの機能を備えながら10畳というスペースをできるだけ広々と使うために、ソファダイニングを採用しました。

10畳のスペースでリビングとダイニングを分けた場合どうなるのでしょうか。

上の図は、120cmのダイニングテーブル132cmのソファを置いたレイアウトです。

小ぶりな家具を選べば置けなくはないですが、全体的に窮屈な印象を受けます。

またベビースペースにベビーベッドやバウンサーを置くと、東側のスライドドアと南側の片開ドアからの動線が悪くなります

続いて、ソファダイニングを利用し、リビングとダイニングを兼用した今回のレイアウトです。

動線を制限するテーブルやソファといった大物の家具がソファダイニングの1か所にまとまったため、比較的自由に移動できるようになりました。

またダイニングテーブルの標準の高さは、70cm~72cmです。

今回はソファに合わせて63cmのダイニングテーブルを選びました。

ダイニングテーブルは大型家具なので存在感ががありますが、標準のダイニングテーブルより、7~9cm低いので、圧迫感を軽減してくれます。

高さが低ければ、赤ちゃんが成長した時も早くから自分で座ることができるメリットもあります。

ところで、テレビは?と思われた方もいるかもしれません。

実はテレビは、ちゃんと棚にポータブルテレビを収納しています。

使わない時は収納でき、好きな場所で見られるので、インテリアの自由度も上がります。

テレビは映ればいいかなというライトユーザーはぜひ検討してみてください。

テレビって邪魔じゃない?映れば十分のライトユーザーはポータブルテレビがおすすめ♪テレビを持ち運びタイプにすれば、部屋を広く自分らしくコーディネートできるようになります。リビングに大型テレビを置かない理由からおすすめのポータブルテレビまで紹介します。...

ベビースペース

ソファダイニングにすることで、ベビースペースが倍ほどになりましたが、全体で10畳なので実際は3畳ほどです。

決して広いとは言えませんが、小さめのベビーベッドやバウンサーを置くことができる広さです。

【おまけ】ふたり暮らしなら…

2人暮らしの場合もソファダイニングにし、広々スペースを使っています。

東側からもさっと座れるように、スツールを置いています。

スツールは背もたれがないので、使わない時は机の下に収納でき、動線の邪魔になりません。

東側と南側のドアの隣の壁部分は、三角の収納にすることで、コーナー部分を活用しています。

また、集中したい時用にデスクスペースも設けました。

インテリア紹介

薄型冷蔵庫

60cmより薄い冷蔵庫は限られますが、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイリスオーヤマの冷蔵庫がおすすめです。

ソファダイニングセット

コーナーラック

バウンサー

ベビーベッド

ベビーベッドはリリワゴンのレンタルがおすすめです。

コンパクトで移動もでき、他のインテリアにもなじみます

ハイローチェア

ベビーベッドは寝室に置く場合、日中の赤ちゃんのスペースとしては、自動でゆらゆらしてくれるハイローチェアがおすすめです。

びっくりするくらいよく寝てくれます。

ベビーマット

CLASなら、月額3,630円でレンタルもできます。

ベビーキッズインテリアのコーナーにあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、半独立型キッチンの10畳LDKでねんね期の赤ちゃんと快適に暮らすお部屋のレイアウトでした。

ソファダイニングは、省スペースなのでベビースペースを広くとることができます。

またロースタイルの家具は、赤ちゃんと視線が近くなるので、お互いに安心です。

これからのお部屋作りの参考になれば嬉しいです。

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