\14畳縦長LDK/対面キッチンのレイアウトを家族構成別に紹介
今回コーディネートするお部屋の特徴は次の通りです。
[cat_box01 title=”部屋の特徴”]
- 14畳の縦長リビング
- ペニンシュラの対面キッチン
- 窓がなく壁が多い
[/cat_box01]
同じ部屋を、次の2つの家族構成でレイアウトします。
- 2人暮らし
- 2人+ねんね期の赤ちゃん
物件の内覧をする感覚で、ぜひ最後までご覧ください。
ルームツアー
まずは、レイアウトするお部屋の概要を確認します。
- 間取り図
- 内覧
まずは、間取り図を確認したあと内覧し、レイアウトの参考になるお部屋の特徴を把握します。
間取り図
今回のお部屋は、約14畳(縦3.6m×横6.8m)のLDKです。
この部屋には3つの扉があります。
- 隣室へと続く西側の引き違い戸
- 廊下へと続く北側の片開きドア
- 隣室へと続く東側の片開きドア
この3カ所の扉付近(間取り図の〇の部分)には、家具を置かず通路を確保します。
またこのLDKの特徴として、窓がありません。
ということは、入り口をふさがなければどの壁にも家具を設置することができます。
内覧
それでは、実際のお部屋を見てみましょう!
扉と床の色
ナチュラル系の床×ナチュラル系の扉の組み合わせです。
どのような色合いの家具でも合わせやすい組み合わせです。
今回の間取りは窓がないため、明るい色合いの家具をレイアウトしてみたいと思います。
キッチン
2.6m幅のペニンシュラの対面キッチンでホワイト系です。
ペニンシュラの対面キッチンは、アイランド型のキッチンの左右どちらかを壁にくっつけたタイプのキッチンです。
アイランドほどキッチンスペースが必要ない点がメリットです。
横幅の十分ですが、さらにキッチンカウンターがあるので、奥行もあり調理がしやすそうです。
3口コンロも嬉しいですね。
奥が冷蔵庫置き場ですが、冷蔵庫をおいても隣に十分な収納を確保できそうです。
リビングダイニング
間取り図で確認した通り、壁が多いので家具の置き方は自由が効きます。
できるだけ収納を確保できるレイアウトを考えてみたいと思います。
インテリアコーディネート
間取り図と内覧でお部屋の特徴を把握したので、ここからはインテリアをコーディネートします。
- 2人暮らし
- 2人+ねんね期の赤ちゃん
この2つの家族構成を想定してレイアウトしていきます。
2人暮らしのレイアウト
2人暮らしのレイアウトは、キッチンの隣にダイニングスペース、その隣にリビングスペースをレイアウトしました。
冷蔵庫の隣には180cm幅の食器棚を置きました。
電子レンジなどのキッチン家電も収納できるスペースもあります。
ダイニングとリビングの壁は、テレビ台を兼ねた壁面収納にしました。
ごちゃごちゃしたものは、下の段はバスケットを入れると見た目はスッキリを保てます。
ソファは140cm幅で、全体的に丸みのあるデザインです。
サイドテーブルと照明も同様に丸いタイプにし、優しい印象になるように選びました。
夫婦2人+子ども1人のレイアウト
キッチンの隣にダイニング、その隣にリビングという構図はそのままです。
レイアウトを変更した部分は3つあります。
- リビングの一角のベビースペース
- ソファを授乳仕様に
- 壁面収納を横長から縦長に
レイアウトの変更点と家具のこだわりをもう少し詳しく説明します。
リビングの一角をベビースペースに
リビングの一角をベビースペースに変更することで、家族3人で過ごせるリビングになりました。
ベビーベッドは、内寸120×70の標準サイズも無理なく置けました。
標準サイズは大きいタイプのベビーベッドなので、長ければ2歳くらいまで使うことができます。
ベッドの種類もベビー布団の種類も豊富なので、好みに合わせて選ぶことができます。
ベビーベッドは小さめをレンタルが◎
大きさの目安のために標準サイズのベビーベッドを置きましたが、ベビーベッドは他にもいくつかサイズがあります。
- 小型サイズ 100×63
- ミニサイズ 90×60
- タイニーサイズ 80×50
- 標準の1/2サイズ 70×60
例えば、タイニーサイズの90×60であれば、部屋の中央に置いても余裕があるので、
赤ちゃんを左右どちらからでも寝かせることができます。
抱っこで眠った赤ちゃんを起こさずにベッドに着地させる時に、抱っこの向きを変えなくていいのが嬉しいです。
あと、単純に標準サイズのベビーベッドは実際置いてみるとなかなか大きいです。
少なくとも寝返りを打つ前の0~3カ月は使えるので、初めは小さめのベビーベッドをおすすめします。
\迷ったらコレ☟/
授乳を楽にするハイバックソファ
ハイバックソファは背もたれが頭を支える高さまであるタイプのソファのことをいいます。
授乳は長いと1時くらいかかったりするので、背もたれがあると楽な姿勢を保てるのでおすすめです。
ただ、背もたれが高いとどうしても圧迫感を与えてしまいます。
そのデメリットを解消するために、座面と背中部分だけクッションがあるスッキリとしたデザインのソファをレイアウトしました。
サイドテーブルとしても使えるスツール
家具の兼用はスペースの有効活用にとても効果的です。
今回は、オットマンとしてもサイドテーブルとしても使えるスツールをレイアウトしました。
例えば授乳時には、ガーゼや飲み物、スマホなどを置けるので便利です。
形も丸くてかわいいので、お部屋がやわらかい印象になります。
テレビはポータブルに
「テレビどこいった?」と思われたかもしれませんが、ちゃんとあります。
実はダイニングのシェルフにポータブルテレビを収納しています。
テレビは映ればいいというタイプの方は、案外ポータブルテレビで十分だったりします。
今回のように、ベビースペースを作る必要があったり、そもそもお部屋がなんだか狭いなと思う場合は検討してみてください。
ポータブルテレビに興味がある方はこちらの記事☟も参考にしてください。
紹介動画
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、14畳の縦長リビングの家族構成別のレイアウトを紹介しました。
14畳あれば、4人掛けのダイニングとソファのあるリビングという基本的なレイアウトは無理なく楽しめる広さです。
少し工夫を加えれば、ベビーベッドも置くことができることが分かりました。
これからのお部屋作りの参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。